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銀行口座の開設

 

 

アメリカでは未だに支払いには結構な頻度でチェック(小切手)を使います。生活の立ち上げにあたって、アパートの契約をする敷金(Deposit)の支払いにもチェックは必要。さくっと口座を開設してしましょう。

 

Q.どこの銀行で口座を開くのがいい?

 

A.基本どこでもいい

 

お給料の入金や現金の引き出し等日々使う銀行口座。自分の職場や家のそばのよく行く場所にある銀行で開くので基本OKです。アメリカの銀行は自分の口座のある銀行では基本的に引き下ろし手数料は無料ですが、それ以外の銀行で引き下ろしすると3ドルほどの手数料を取られます。

 

DCに沢山支店のある銀行は

 

Capital One

 

もともとはクレジットカード会社でしたが、DCローカルのChevy Chase Bankを買収して以来、DCでの支店数が一気に増えました。支店の場所はこちらから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bank of America

 

通称バンカメ。DCにも支店がそこそこありますが、西海岸のほうが支店が多い模様。支店の場所はこちらから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Wells Fargo

 

こちらも元々西海岸の銀行Wells Fargoがミッドアトランティック地区のWachoviaを買収し、DCの支店ができました。ダウンタウンにはそこそこありますね。こちらよりどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Citibank

 

日本でもおなじみのシティバンク。こちらでは実は店舗数は多くありません。私の口座はシティなんですが別の銀行のATMを使い、手数料を取られることもしばしば。。メリットはCirrusがついているので海外のATMで現金をおろせる確率が高いこと、海外のシティバンクで現地通貨立てで現金をおろしても手数料を取られないことくらいでしょうか。支店はこちらより検索できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q.Saving AccountとCheking Accountはどう違うの?
 
A. Saving Accountには(雀の涙ほどの)利子がつきますが、Checking Accountにはつきません。
 

通常銀行口座を開くときはSavingとCheckingの口座をセットで開くと思います。通常Checking口座に当座必要なお金を入れておき、Savingにそれ以外のお金を貯めることになります。クレジットカードの引き落とし、Electronic Transfer(銀行間振込)、チェックの引き落とし、デビットカード(後述)の引き落としはChecking口座を使います。2015年現在Saving口座の利子は雀の涙ほどなのである程度の金額がたまると投資用口座を別に開くことになります。

 
Q. チェックはどうやって書けばいいですか?
 
A. 下記のように書いてください

 

銀行で最初に口座を開設すると通常チェックをもらえます。チェックは郵送で1週間ほどしたら指定の住所に送られてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注意することは支払い金額をアルファベットで記入する際必ずチェックの右の端から書き、金額を書いて残った左の空欄は横線で埋めてしまうことです。たまに悪い輩で支払い金額以上の額にチェックを改ざんしてチェックを換金してしまう奴らがいるそうなので。

 

ルーティン番号(Routing number)は全米のすべての銀行にそれぞれ固有の銀行支店番号みたいなもんです。給料の振込の際に聞かれたりします。口座番号はルーティン番号の右に書いてあります。

 

Q. まだチェックが届かないけどチェックで支払いをしなきゃ!どうしたらいい?
 
A. 銀行にいってCertified Checkを作ってもらいましょう。

 

チェックが届く前の1週間に支払いをチェックでしないといけない場合、銀行でCertified Checkを作ってもらいましょう。普通のチェックはチェックを書いた時点ではなくチェックを持った受取人が銀行でチェックの換金を申し込んだときに引き落としが発生しますが、Certified Checkは銀行でチェックを作る時点で引き落としをされます。取り扱いには注意しましょう。

 

 
Q. Credit Unionと銀行はどう違うの?
 
A. あんまり違いません。
 

クレジットユニオンは銀行と違い、非営利です。株主に支払いをしなくて言い分利子が多少高かったりします。また2008年の金融危機の時に銀行に比べ、クレジットユニオンはあまり倒産しなかったため、近年アメリカ人でクレジットユニオンに口座を持つ人が増えています。クレジットユニオンのデメリットとしては多くの場合支店、ATMが一カ所にしかないので他の銀行のATMを使う頻度が増えること、個人ファイナンスのアプリケーションやウェブサイトがサポートしていないことがあるなどです。

 

Q. デビットカードとクレジットカードはどう違うの?
 
A. 全然違います。個人的にはクレジットカードをお勧めします。
 

銀行で口座を開設するとカードがもらえると思います。そのカードにビザやマスターのマークがついていませんか?でもそれ、クレジットカードじゃないですから。デビットカードです。

 

デビットカードはスーパーやレストラン等、クレジットカードを使えるお店でクレジットカードの様にキャッシュレスでお買い物ができます。スーパーなどではレジで4桁の暗証番号の入力を求められたりしますが、レストラン等では暗唱番号は必要なく、クレジットカードの様にサインをすることが必要です。

 

デビットカードとクレジットカードの最大の違いはデビットカードはお買い物をしたら即銀行口座から引き落とされるのに対し、クレジットカードは毎月いくら銀行口座から引き落としをするか決められます。(もちろんクレジットカードの未払い金額に対しては利子が加算されます)またクレジットカードの使用によりクレジットヒストリーが構築されるのに対し、デビットカードをいくらつかってもクレジットヒストリーは作れません。(クレジットヒストリーに関しては後日別ページで開設します。気が向いたら。)

 

デビットカードの最大のデメリットはトラブルが起こったときの保証が弱いこと。クレジットカードはカードに不正請求があったときカード会社が間にたって保証をしてくれるのに対し、デビットカードにはそれがありません。できるなら早いうちにクレジットカードを作りましょう。

 
 
 
 

 

Mar, 2015

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